目の前には白い砂浜と青い海が広がる絶好のロケーションに、
江藤さん夫妻の畑があります。
現在はねぎ、白菜、キャベツ、大根などなど、
太陽の光を浴びてすくすくと育っていました。
今から10年前に関西から転勤で広島に来てから1年後に結婚し、
しばらくして奥さんが妊娠。
それを機にかねてから思っていた自然のそばに暮らしたい」を
実現するために、ご主人は行動を起こしたといいます。
まずは2年間の先進農家研修を受けて農業技術を取得し、
自分に合った場所を探すため中国地方各地へ実際に出向き、
住んでいる人に話しを聞くなどしてリサーチ。
その結果、冬も暖かな倉橋島に決められたそうです。
いわゆる「スロー」で「ロハス」な悠々自適な生活と思われるでしょうが、
現実はなかなか厳しいようです。
借りた当初の畑は、大きな木が生え、草はうっそうと茂り
荒地といっていい状態だったので、
開墾から始められたといいます。
農業技術が発達したとはいえ、
種まきから出荷まで全てご夫婦二人だけで行っているので、
ほとんど休みがなし。
台風で農作物が出荷できない状態になることもあり、
安定した収穫量を維持するのもたいへん。
そんな話をされる江藤さん夫妻に悲壮感はなく、
とても明るくおおらか。
星はきれいだし、海や山から自然の恵みを味わうことができる暮らしに
とても満足しておられるようです。
そして3人のこどもたちをみていると、
ここで暮らすことに決めてよかったと感じるそうです。
鹿島方面に向かい、倉橋島町海越集落を過ぎ、
堀切橋の手前左を行き止まりまで車を走らせること約5分。
そこに江藤さんご夫妻の畑があります。
作業されているお二人を見かけたらぜひ声をかけてみてください。
12月はお忙しくされているので、おじゃまにならないように。。。

実は以前勤めていた会社が同じだったことが発覚し
話がかなり盛り上がってしまいました。
年齢も近く、気さくな人柄なご夫妻ゆえ、
すぐにナツイテしまいました～。
そして自分自身の甘く、ゆるい生活を反省しきり。



目の前の浜にはシーグラスもたくさんありそうだし
ちょくちょくお寄りしたいスポットができました～。